何処かにある部屋
主にTRPGに関しての御気楽停滞気味ブログです。
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ゆうやんさん

Author:ゆうやんさん
半端なオタク歴20うん年。
理想のゲームを追い求め、
TRPGとリプレイに出会う。
スピタのコピタの2巻を熱望中。

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SSもどき(シェルミアの場合)
今回はあるPCのある一日の一部を書いて見ようかと。
SS板には恥かしくて載せられないのでこっちに置きます。
キャラチャなノリで書いてるのでアレです。

読んでいて寒気がするかもしれませんが、
それでもよければどうぞー。
************************************************************

レースの刺繍のカーテンやテーブルクロス。
ベッドにはうさぎさんの抱き枕。
窓枠にはハーブの鉢植えと、かざぐるまが飾られてる、
ツキアカの一室に3人はいた。

1人はまだ幼い風貌の、中性的な少年。
1人はその少年を活発にしたようなセミロングの少女。
1人は逆に少年がそのまま女性的に成長したような、ロングヘアの少女。
セミロングの少女はベッドに腰掛け、
残る二人はテーブルの椅子に隣り合って座っていた。

「相変わらず少女チックな部屋ねぇ」セミロングの少女がにやにやと笑う

「お、おねえちゃんが見繕ったんでしょ」少年が頬を赤らめ言う。

「確かに見繕ったのは私とフェルミィだけど、
 ずっとそのままにしておくとは思わなかったなぁ?
 実は気に入ってるんじゃないでしょうね?」
 にやにやと続けて少年に返す。

「え、あ、シェル、気に入らなかった・・?」
 フェルミィと呼ばれた少女が不安げに少年に問い掛ける。

「えっ!?あ・・ え・・ その・・・っ」
 心配げな少女の瞳に見つめられ、シェルと呼ばれた少年は言葉を詰まらせた。

「あっはははっ まぁでも姉としては弟がおねえちゃんのオススメを
 ずーっとそのままにしてるのは気分は悪くないわ、ねぇフェル?」

「え?う、うん・・でも、シェルはどうなの?本当に・・今のままでいい?」

「ぁ・・う、うん、いいよ・・ その・・ 
 おねえちゃん達が見繕ってくれたんだし・・」

「さっきは、おまえがこんなにしたんだろ、ってな口ぶりだったのに、
 なぁんだ、やっぱり気に入ってるんじゃない♪」
 意地悪そうな笑みを浮かべ、少女がけたけたと笑う

「えっ あ、、 それは・・ 」
 少年の頬が赤く染まり、恥かしげに俯く

「チェルミィお姉ちゃん、あんまりシェルミアちゃんを困らせちゃダメ」
 むっとした顔でフェルミィが、セミロングの少女に言う。

「困らせるなんてしてないわ。むしろ弟の愛情確認よ」
 チェルミィと呼ばれた少女がやはりニヤニヤしながら応える。

「愛情確認・・って・・・」恥かしげに少年はチェルミィに目を向ける

「弟が姉を慕うのは至極当然当たり前、
 むしろそうでなかったら家庭崩壊の危機だからねぇ~♪
 いやぁ~、弟が姉にかわらぬ忠誠を誓っていて私はとても嬉しいわ~♪
 ところでシェル」
 途中までニヤニヤ笑っていた顔が、
 真剣な顔になって少年の眼を見つめる。

「な、なに・・?」

「あんた。また何かあったでしょ」

「――っ!」
 姉の言葉に、表情がこわばる。

「シェルミアちゃん・・・」

「やっぱりね。なーんか手紙がよそよそしいと思って来てみれば、図星」
 ずびしっと人差し指を向け。
 (実際に手紙に違和感を覚えたのはフェルミィだったが)

「シェルミアちゃん・・・何が・・あったの・・?」
 フェルミィがそっと尋ねる。

「――」少年は、俯き言葉を詰まらせる。

「・・・冒険者のお仕事・・・辛くなった・・・?」
 言いながら、フェルミィは少年のそっと手を優しく握りこむ

「―っ!」
 フェルミィの問いかけに手がぴくっと震える。
 それを見たチェルの眉がぴくっと動く。

「・・ 辛い事、あったのね・・ 」
 フェルミィはそっとシェルを抱きこむと、背中をぽんぽんと撫で始める。

「・・・・シェルミアちゃん・・ 辛くなったら・・ 
 いつでも帰ってきていいのよ・・?
 冒険者なんて・・危険なお仕事・・いつでもやめて・・・」

「・・・・・おねえちゃん・・・」

「・・・ フェル、ちょっと離れて」
 チェルミィはすっとベッドから立ちあがり、少年に歩み寄っていく。

「え・・・?」
 きょとんとするフェルミィをチェルミィの手がフェルを少年から離していく。

「シェル、私の眼を見なさい」
 少年をフェルミィから引き離すと、立ち上がらせ、自分の眼を指差す

「・・・・・」その言葉通りに、瞳を見る少年。
 その瞳を見つめ返すチェルミィ。

そして。

「この・・・  馬鹿シェルがぁーーーーーっ!!!」
 瞬間、少年の顎に強烈なアッパーカットが見舞われる。

「――っ!?」

「だからお前は馬鹿なのよぉーーー!!!」
 さらに少年の腹部に後ろ回しげりを叩き込むチェルミィ。

「きゃああ!!シェルミアちゃん!!??」
 フェルミィが悲鳴にも似た声を上げる

「ぅ・・っ あ・・っ!」
 モロにアッパーと回しげりを倉って、床に尻餅をつく少年
 チェルミィはそのまま少年の胸倉をぐいっと掴むと、
 そのまま一気に立ち上がらせる。

「くぅ~~~いったいじゃないのよ!!」
 じんじんと痺れる手と足を震わせながら、チェルミィが声を荒げる。

「お、おねえちゃん・・・?」

「チェルおねえちゃん、シェルミアちゃんになんてこと!!」

「フェルは黙ってて!!」キッとフェルミィを睨みつける

「・・・っ」
 フェルミィはその眼をみて、びくっと体を震わせると口をつぐむも、
 少年の体を支える

「シェル・・ あんた、なめてんじゃないわよ!!」

「――っ!?」

「辛い事があった?悲しい事があった?
 冒険者になるってのはそういう事でしょ!!
 そんな事でうじうじぐじぐじしてんじゃないわよ!!
 それにあんた、勇者になるんじゃないの!?
 そう言ったでしょ、私たちと、ソウジュさんや、マドカちゃんの前で!!
 あんた、それを忘れたって言うんじゃないでしょうね!!」

「っ!!」

「危なくなっても、困っている人がいるなら、助けたい。
 こうも言ったわよね!
 なに?それを撤回するつもり?あれだけ私たちの前で言って、
 それを反故にするっての!?
 あー先に言っておくわ。
 お姉ちゃんは僕の気持ちなんか、
 冒険者の仕事の大変さなんか知らない癖にってほざいたら、
 もう50発必殺チェルミィスピンネルハードバスターをぶち込むわよ。
 冒険者の上に勇者めざすんなら辛い事悲しい事なんか
 歩くたびにくっついてくるようなもんでしょうが!
 それをわかってて承知して家を出たんでしょ!?
 男なら、一度なるって決めたもんは貫き通しなさい!!
 あんたは、ブランフォード家の長男でしょうが!!
 私たちの弟でしょうが!!」

「・・っ!!」

一気にまくし立て、息切れをしながらチェルミィは少年の眼を見つめ続ける

「おねえちゃん・・・」
 耀くような金色の瞳の奥に、小さな闇を宿しながら、
 少年もまたチェルミィの眼を見つめ続ける。

「・・・ まったく・・ 
 なんて眼をしてんのよ、 あんたは・・・」
 そう呟くと、チェルミィはぎゅっと少年を抱きしめる。

「・・・・・・・」

「シェル、本当に、本当に、もうダメ、もうできない、
 これ以上はガチでマジで無理って思ったら・・・
 家に帰ってきなさい。
 また、 ブン殴ってあげるから」

「おねえちゃん・・・」

「それでもまだダメだったら、冒険者、やめなさい。
 そしたら、”シェルミィちゃん”を
 この時期当主のチェルミィ様が雇ってあげなくもないわ」

「え・・っ!?」

「当然でしょ?一度決めた道をやっぱり無理だったで
 投げ出して帰ってくるような弟なんかブランフォード家にはいないわ。
 ねぇ、シェル??」

「Σ う、うん・・・」

「返事はハッキリクッキリはい!!」

「Σは、はい!!」

「もう一回!!」

「はいっ!!」

「よろしい♪」
 にぃっと笑って少年の頭をぽんぽんと撫でるチェルミィ。

「まったく、こんな優しい姉を持って、シェルったら幸せねぇ~♪
 神様に感謝しなさい?」

「優しかったら、殴ったり蹴ったりなんかしないわよ」
 ばっとチェルから少年を奪い返すように抱きこむフェルミィ。

「馬鹿ねぇ、愛の鉄拳は家族愛の証よ?ただ溺愛して甘やかす方がダメなのよ」

「蹴ったり殴ったりしなくても、言葉で充分思いは伝わるわよ。
 ね、シェルミアちゃん?」

「叩くのも結構痛いのよ?
 大事で可愛い弟を殴る痛みは、殴られる弟よりも痛いのよ!
 で、どうなのシェル、どっちのお姉ちゃんが正しいと思う?」

二人の姉の視線が少年に注がれる

「え・・・っ」

『ど・う・な・の??』
 二人がずずいっと少年に顔を近づける

「え・・えっと・・・その・・・ 」
しどろもどろになりながらも・・ 少年はすぐに微笑み。

「・・ ありがとう、チェルミィおねえちゃん、フェルミィおねえちゃん」

少年の言葉に、二人の姉がため息をつく。

「・・シェル、それ答えになってない」
 とチェルミィ。

「シェルミアちゃん・・・誤魔化しちゃダメ」
 とフェルミィ。

「これは、お仕置きね」
 またチェルミィ。

「うん、御仕置き」
 またフェルミィ。

「Σえ・・お、御仕置き・・って・・っ!」

「二人の姉を誤魔化すような弟を育てた覚えはないから、
 ここにるのは妹って事になるわよねぇ?」
 チュルミィの目の周囲が前髪の陰で黒くなり、
 その隙間から十字の二つの耀きが漏れる。

「女の子が男の子の服を着てるなんて、おかしいわ、シェルミィちゃん」
 同じく前髪に目が隠れ、口元ににやりと歪んだ笑みを浮かべるフェルミィ。

「Σえ・・あ・・あの・・その・・っ」
 少年は体を動かすも、
 フェルミィががしっと体を抱き込んでいるので逃げられない。

「知らなかったの? 姉から弟は逃げられない 」
チェルミィが地獄の底から響くような声で囁く。

「え、えーーーーっ!!?」

「今日のシェルミィにはこれが似合うかしら♪」
 何処から取り出したのか、チェルミィの左手からは
 薄いピンクのワンピースが下げられている

「それともこっちかしらぁ♪」
 右手にはやっぱりピンクのバニースーツが下げられていた。

「なんで、なんでそんな服・・っ!!ていうか、服!?」
 少年が両方の衣装を見て悲鳴をあげる

「あははっ 両方お気に入り?
 じゃあどっちも着てみましょうねぇ、シェルミィちゃん♪」
三日月の口にぎざぎざの牙が並んでいるような錯覚を少年に与えながら、
チェルミィが近づく。

「シェルミィちゃんならどっちも似合うと思うなぁ♪」
抱きしめながら耳元で少年に囁くフェルミィ。

「い、いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

・・・

暑い夏の日の、姉と弟、家族団欒の日だった。
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この記事に対するコメント
シェルミア
復活か! でも復活のような風情はみえつつも……も……
 ……
ヘンタイ!
【2007/08/01 08:34】 URL | かるの #bP2so9f6 [ 編集]


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